<2010年10月例会教育より>
「 委員会の任務 」
1.その目的は
委員会の活動経験は、会員にとってリーダーシップの大切なトレーニングの場です。その活動は指導力の養成の手始め、最初の一歩となります。委員を務め、委員長を経験し、何れは役員を務める為へのステップと考え、喜んで参加しましょう。

2.委員会の種類 委員会には、常任委員会と特別委員会の二つの種類があります。
*常任委員会は京都クラブ会則に定められている9種類、任期は、クラブと同じ一年間です。
*特別委員会は特別な目的で作られますが、その任務をなし終えた時点で消滅します。指名委員会がそれです。

3.委員会の構成
*委員は 少数の人数で構成され、(一人の場合もある)クラブ全体で行ったのでは能率が悪い仕事を調査し結論を出し、必要ならば勧告をします。経験者と新入会員の双方で構成することが望ましく、委員は責任感と熱意、分析力、協調性を持って参加しましょう。
*委員長は 委員からアイデアを引き出し、課題について論議しその結論を纏め役員会に報告します。
*職権上の委員 会長は指名委員会を除いて、各委員会における職権上の委員です。但し決定権はなく、定足数にも数えられません。

4.委員会会合
委員長は議題を準備、アジェンダを配布し、会合を召集します。内容によっては通信でも構いません。会合では人の発言を良く聞き、積極的に自分の意見を述べましょう。記録係りは決定した事を記録します。

5.委員会報告書
委員会での決定事項は必要に応じて例会で報告します。

6.9種類の常任委員会の任務
@資格認証委員会
*参加した会員の課題が基準を満たし完了したことを証明する。
*参加者の申請を受け、その証明書を上部レベルに提出する。 

A会計監査委員会
*会計年度末、又は役員会の要請に応じて会計簿と会計報告書を監査する

B予算・財務委員会
*クラブ会計と連携して予算を立てる。
*最初の例会で採択を得る。
*年度半ばで予算を見直す

C会則・決議委員会
*クラブ会則、常規を見直し、又上部レベルの修正案が出された時は良く検討して、役員会に意見を述べます。

D教育委員会  
*ブログラム委員会と連携し。質の高い教育を提供する。  

EPREM委員会
*広報、会員、増設、メンタリングを一括した委員会で、会員の保持、会員の興味と成長の維持、外部に宣伝し、増設に繋ぐ努力をする。

Fプログラム委員会
*その年度のクラブが成功を収める上で、大変重要な委員会で密度の高い創造力に溢れた企画を提供しなければなりません。

G儀典・接待委員会
*役職にあるメンバー、ゲストに対して敬意を持って接し、全ての会員に秩序正しい作法で応対しなければなりません。

Hスピーチコンテスト委員会
*ITCのコンテスト規則に従ってコンテストを実施する責任があります。   

   委員会の任務は、組織と個々の会員にとって重要な価値があります。夫々の委員会が検討する課題は、クラブへの具体的な利益として、又会員のリーダーシップ能力の向上、発展に寄与する重要な一歩と なります。詳しくは、マスターマニュアル第9章役員マニュアル9~4 「委員会の機能」をご覧下さい。

2010年10月15日 京都クラブ例会教育 小山孝子作成
参考資料 ITCマスターマニュアル ・ グリーソン議事法ダイジェスト
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